第40 回バイオレオロジー・リサーチフォーラムを下記の通り開催致します。 今回のテーマは「嚥下障害による事故を予防するために」です。高齢化が進むわが国では、高齢者の嚥下障害が社会的問題になっています。そして、2019 年には4 万人以上の人が誤嚥性肺炎で死亡しています。また、脳卒中などの後遺症で嚥下障害がある人も多く、医療機関や介護施設などでは誤嚥による窒息事故を予防することが大きな課題となっています。 嚥下障害患者の管理や誤嚥を予防するために食品のレオロジーを中心とした様々な研究が推進され、バイオレオロジー学会でも知見が紹介されています。 今回は、医学・工学・社会医学の側面から嚥下障害の発生メカニズム、嚥下事故の実態とその予防対策などについてご紹介致します。 多数の皆様のご参加をお待ちしております。 |
主 催: | 日本バイオレオロジー学会 |
日 時: | 2021年7月3日(土) 15:20~17:00
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場 所:
| 第44回日本バイオレオロジー学会年会内でWeb開催
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テーマ: | 「嚥下障害による事故を予防するために」 |
司 会: | 一杉 正仁(滋賀医科大学) |
講演プログラム 講演40分(講演30分・質疑10分) / 講演20分(講演15分・質疑5分) |
1. 15:20~16:00 | 「嚥下障害の病態と発生機序について」 武原 格 (東京都リハビリテーション病院リハビリテーション科) |
2. 16:00~16:20 | 「誤嚥の検知に向けた工学的アプローチ」 北村 陸 (東京都市大学大学院総合理工学研究科)
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3. 16:20~17:00 | 「誤嚥事故の裁判例からみた予防対策」 馬塲 美年子 (慶応義塾大学医学部総合医科学研究センター) |
参加費: | 無料 (事前参加登録は必要ありません。) 学会員で無い方の参加も歓迎します。 |