V21: 一般演題 本田 有正 (神奈川リハビリテーション病院リハビリテーション科) 他

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  • コメント (3)

    • iwaki
    • 2021年 12月 06日

    水原自動車学校の岩城と申します。
    近年、ロードレイジが問題となっていますが、感情コントロールなど前頭葉症状と交通事故には関連が見られたという報告について勉強になりました。

    自己判断で運転再開した5名について教えてください。
    いずれも発症から10年以上経過しているということは、発症後、運転免許の更新をしているものと思われます。免許更新のときには、質問票を記載することが義務付けされています。5名すべてについて、質問票の虚偽記載が疑われるという解釈で宜しいでしょうか(①過去5年以内に意識を失ったことがある、②過去5年以内に身体が思いとおり動かせなくなったことがある、③病気を理由として医師から免許取得や運転を控えるように言われている、のいずれかに該当)。

    • 本田有正
    • 2021年 12月 09日

    水原自動車学校 岩城様

    ご質問いただき有難うございます。返信が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
    いずれも運転再開の時期に、当院や紹介先の医療機関への通院が遠のいていた実情がありました。ご指摘のとうり症例によっては質問紙表で虚偽の記載をしていた可能性は否定はできないと考えます。また、近所のクリニックや診療所に受診し、高次脳機能障害や自動車運転に精通しない医師に公安提出用の診断書の作成依頼をし、残念ながら患者状態がきちんと評価されないまま診断書が作成された例もあるのではないかと推測されます。またゴールド免許であったケースなどもあるのではないかと推測されます。
    近年では、以前に比べると近隣の医療機関との連携は加速している印象がありますが、
    医療施設や公安との連携が今後とも重要と考えます。

    本田有正

      • iwaki
      • 2021年 12月 10日

      本田 様

      水原自動車学校の岩城と申します。
      丁寧に回答していただきありがとうございました。

      >近所のクリニックや診療所に受診し、高次脳機能障害や自動車運転に精通しない医師に公安提出用の診断書の作成依頼をし、残念ながら患者状態がきちんと評価されないまま診断書が作成された例もあるのではないかと推測されます。

      本田様がご説明されているような例もありそうですね(勉強になりました)。
      高次脳機能障害を罹患した方が希望する場合、どこでも信頼性・妥当性のある評価を受けることができるよう、今後も公安委員会・医療機関・自動車教習所などの多職種連携が広まれば幸いです。

      今後ともよろしくお願いいたします

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