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コメント (2)
偕行会リハビリテーション病院 猪飼と申します。
患者・ご家族様へ情報提供を行う方法として学習会を実施されているとの事でとても参考になりました。
以下の質問をさせていただきます。
①学習会を実施される以前は、本人・家族へ情報提供をする機会(面談・診察時等)や方法(パンフレット提供)は実施されていたのでそうか?
②発表の中で、46名受講され30名が運転評価実施されたとのことですが、16名は運転を断念したのですか?その理由をよろしければ教えていただけたら幸いです。
③運転再開希望の為、皆運転再開を望まれていると思われますが、焦りや運転再開条件を訴えられている患者様の中に生活の中で運転再開が必須と考えられている方もみられると思われ、その方に対して学習会の内容に、運転再開以外(運転再開困難な場合)に市町村等のサービスや代替え案等の案内(情報提供)をされていますでしょうか?
当院としましても、まだ不十分な点となっており、ご指導いただけたら幸いです。
ご質問ありがとうございます。
1⃣学習会実施前は、質問等があれば、個別にDr診察等で情報提供を行ったり、パンフレットは以前から作成していた為、それを使用して、担当OTが再開手順等を説明する事などは行っていました。しかし、実施数は少なく、主治医や担当OTにより対応のばらつきが生じていました。
2⃣中には、運転を断念した方もいらっしゃれば、他施設で外来フォローを行っている方、運転評価には時期がまだ早く他のリハビリで通院されている途中の方もいます。
3⃣地域的に、退院後、運転再開が必須と考えられている方ももちろんいらっしゃいます。入院中に、外出訓練等で外出できる能力の評価を行い、現状での能力や代替手段等を本人・家族とも確認を行います。さらに学習会で、現状の自分の症状(高次脳機能障害)への気づき、運転への影響も含めた話を本人・家族と共有することで、今後の生活をどうするか、ということを考えるきっかけとしても学習会は役立っていると思います。特に高次脳機能障害は、状態に気付きにくく、なかなか現状に納得されない方も多くいらっしゃいます。その状態で代替手段の話をしても受け入れが難しい方もいらっしゃるので、本人・家族のニードに合わせて、必要な情報(運転が社会参加の移動手段として必要な方、買い物など日常生活に必要な方、役割として必要な方と)を必要なタイミングで行えるよう、主治医やセラピスト、SWと連携して行っています。また、運転再開困難な方への情報提供としてのパンフレットは別途作成途中です。
当センターも、まだまだ支援として不十分なところもある為、他施設での取り組み等を参考にさせていただきたいと思います。
偕行会リハビリテーション病院 猪飼と申します。
患者・ご家族様へ情報提供を行う方法として学習会を実施されているとの事でとても参考になりました。
以下の質問をさせていただきます。
①学習会を実施される以前は、本人・家族へ情報提供をする機会(面談・診察時等)や方法(パンフレット提供)は実施されていたのでそうか?
②発表の中で、46名受講され30名が運転評価実施されたとのことですが、16名は運転を断念したのですか?その理由をよろしければ教えていただけたら幸いです。
③運転再開希望の為、皆運転再開を望まれていると思われますが、焦りや運転再開条件を訴えられている患者様の中に生活の中で運転再開が必須と考えられている方もみられると思われ、その方に対して学習会の内容に、運転再開以外(運転再開困難な場合)に市町村等のサービスや代替え案等の案内(情報提供)をされていますでしょうか?
当院としましても、まだ不十分な点となっており、ご指導いただけたら幸いです。
ご質問ありがとうございます。
1⃣学習会実施前は、質問等があれば、個別にDr診察等で情報提供を行ったり、パンフレットは以前から作成していた為、それを使用して、担当OTが再開手順等を説明する事などは行っていました。しかし、実施数は少なく、主治医や担当OTにより対応のばらつきが生じていました。
2⃣中には、運転を断念した方もいらっしゃれば、他施設で外来フォローを行っている方、運転評価には時期がまだ早く他のリハビリで通院されている途中の方もいます。
3⃣地域的に、退院後、運転再開が必須と考えられている方ももちろんいらっしゃいます。入院中に、外出訓練等で外出できる能力の評価を行い、現状での能力や代替手段等を本人・家族とも確認を行います。さらに学習会で、現状の自分の症状(高次脳機能障害)への気づき、運転への影響も含めた話を本人・家族と共有することで、今後の生活をどうするか、ということを考えるきっかけとしても学習会は役立っていると思います。特に高次脳機能障害は、状態に気付きにくく、なかなか現状に納得されない方も多くいらっしゃいます。その状態で代替手段の話をしても受け入れが難しい方もいらっしゃるので、本人・家族のニードに合わせて、必要な情報(運転が社会参加の移動手段として必要な方、買い物など日常生活に必要な方、役割として必要な方と)を必要なタイミングで行えるよう、主治医やセラピスト、SWと連携して行っています。また、運転再開困難な方への情報提供としてのパンフレットは別途作成途中です。
当センターも、まだまだ支援として不十分なところもある為、他施設での取り組み等を参考にさせていただきたいと思います。