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コメント (4)
既存のドライブシミュレーターの評価にない新たな試みを報告いただきまして誠にありがどうございます、とても参考になりました。いくつか質問させてください。
今回の新たなコースの作成目的が「Stragtegical level(運転計画の柔軟な変更ができるか?)の評価にあると考えております。評価に使用した新規走行コースでは…
(Ⅰ)走行コースを記憶する以外のtask(飛び出しや一時停止)はありますか? (2)音声なしのフリー走行時に経路を間違えて帰ってこれない場合はどのようにして検査中止となりますか?(プログラムが音声で自動的に中止,リハ職員が判断して評価終了)
以上です。貴重な報告をありがとうございました。
桔梗ケ原病院 園原和樹先生 ご質問ありがとうございます以下,質問に回答させていただきます.
>走行コースを記憶する以外のtask(飛び出しや一時停止)はありますか? 本プログラムはA,Bの2コース,難易度Ⅰ~Ⅲまでありますが,今回はすべて課題難易度を下げ,いずれも歩行者や他車走行がない状況で実施しております.そのため,記憶する以外のtaskはありません.ただ,ご指摘いただいたように,課題難易度を上げた状況で(飛び出しや一時停止などの課題も設けた上で)走行コースの記憶および,既知のコースの運転計画立案や計画変更などの評価も必要だと考えております.
>音声なしのフリー走行時に経路を間違えて帰ってこれない場合はどのようにして検査中止となりますか?(プログラムが音声で自動的に中止,リハ職員が判断して評価終了)
プログラム上検査終了には至らないため,リハ職員が判断することになります. 難易度Ⅱ 音声ガイド無し,障害物無しの記憶したか確かめる段階では,コースを間違えた瞬間にリハ職員判断で中断にして,音声ガイド付きコースからやり直しています. 難易度Ⅲ 音声ガイド無し,障害物有りのコースでゴールできなかった1名は数分間ルートを彷徨っていたため,こちらの判断で中断にしました.
回答いただきまして、ありがとうございます。走行コースのイメージがよくわかりました。「飛び出しや一時停止などの課題」があると注意のリソースが危険予測に取られ、道を覚えることの難易度が難しくなると考えて質問しました。
飛び出しや一時停止は既存の危険予測体験にもあるので,それ以外の要素でStragtegical levelを評価できる要素がコースに加えられるといいですね。ありがとうございました。
桔梗ヶ原病院 園原和樹先生
ご助言いただきまして、大変ありがとうございます。 当初はコースの記憶自体、脳卒中患者さんには難度が高いのではないかと予想したのですが本研究で、思いの外出来ることがわかりましたので、今後は注意のリソースをより必要になる条件で、strategical levelの評価、支援が出来る試みを検討していきます。 今後もご指導いただけますと幸いです。
ご聴講いただきまして、ありがとうございました。
既存のドライブシミュレーターの評価にない新たな試みを報告いただきまして誠にありがどうございます、とても参考になりました。いくつか質問させてください。
今回の新たなコースの作成目的が「Stragtegical level(運転計画の柔軟な変更ができるか?)の評価にあると考えております。評価に使用した新規走行コースでは…
(Ⅰ)走行コースを記憶する以外のtask(飛び出しや一時停止)はありますか?
(2)音声なしのフリー走行時に経路を間違えて帰ってこれない場合はどのようにして検査中止となりますか?(プログラムが音声で自動的に中止,リハ職員が判断して評価終了)
以上です。貴重な報告をありがとうございました。
桔梗ケ原病院 園原和樹先生
ご質問ありがとうございます以下,質問に回答させていただきます.
>走行コースを記憶する以外のtask(飛び出しや一時停止)はありますか?
本プログラムはA,Bの2コース,難易度Ⅰ~Ⅲまでありますが,今回はすべて課題難易度を下げ,いずれも歩行者や他車走行がない状況で実施しております.そのため,記憶する以外のtaskはありません.ただ,ご指摘いただいたように,課題難易度を上げた状況で(飛び出しや一時停止などの課題も設けた上で)走行コースの記憶および,既知のコースの運転計画立案や計画変更などの評価も必要だと考えております.
>音声なしのフリー走行時に経路を間違えて帰ってこれない場合はどのようにして検査中止となりますか?(プログラムが音声で自動的に中止,リハ職員が判断して評価終了)
プログラム上検査終了には至らないため,リハ職員が判断することになります.
難易度Ⅱ 音声ガイド無し,障害物無しの記憶したか確かめる段階では,コースを間違えた瞬間にリハ職員判断で中断にして,音声ガイド付きコースからやり直しています.
難易度Ⅲ 音声ガイド無し,障害物有りのコースでゴールできなかった1名は数分間ルートを彷徨っていたため,こちらの判断で中断にしました.
回答いただきまして、ありがとうございます。走行コースのイメージがよくわかりました。「飛び出しや一時停止などの課題」があると注意のリソースが危険予測に取られ、道を覚えることの難易度が難しくなると考えて質問しました。
飛び出しや一時停止は既存の危険予測体験にもあるので,それ以外の要素でStragtegical levelを評価できる要素がコースに加えられるといいですね。ありがとうございました。
桔梗ヶ原病院 園原和樹先生
ご助言いただきまして、大変ありがとうございます。
当初はコースの記憶自体、脳卒中患者さんには難度が高いのではないかと予想したのですが本研究で、思いの外出来ることがわかりましたので、今後は注意のリソースをより必要になる条件で、strategical levelの評価、支援が出来る試みを検討していきます。
今後もご指導いただけますと幸いです。
ご聴講いただきまして、ありがとうございました。